ーやりがいのある電気工事の仕事!必要な資格や将来性を詳しく解説ー
- 2024.02.09
電気工事に従事する電気工事士の仕事をご存じでしょうか。
現代社会において必要不可欠な電気を取り扱うため責任感が必要な仕事ですが、非常にやりがいがあるといわれています。
この記事では、電気工事士の仕事内容とやりがいについてまとめました。
電気工事とは
まず、電気工事とはどのような作業内容なのでしょうか。
電気工事とはその名の通り、電気に関する工事全般を指し、工事内容は多岐に渡ります。
例えば、次のような工事が電気工事に該当します。
・電気が発電されてから供給されるまでに経由する設備を備え付ける工事
・住宅やビル、商業施設、病院、工場などの建築物の屋内外にある電気設備に関する工事
・鉄道の駅構内や線路設備で使用される電気設備の設置や運用、保守など
・一般家庭のエアコン設置やコンセント・照明の増設、テレビアンテナの設置、電話線などの配線工事など
公共施設から一般家庭など、非常に広い範囲で電気工事が行われています。
電気工事の仕事を担当する電気工事士
電気工事の仕事を見るとわかるように、電気工事の仕事をするには電気に関する知識や技術が必要です。
何の知識も持たない人が電気を取り扱うと、漏電や火災、感電といった事故が発生するリスクがあります。
そのため、電気工事に携わるには電気工事士の資格を取得することが法律で定められています。
尚、電気工事士の資格を取得するのに、年齢や学歴の制限はありません。
電気工事士の資格については、この記事の後半で紹介します。
電気工事のやりがい4つ
電気工事は非常にやりがいのある仕事だといわれています。
この章では、現役で活躍している電気工事士の方から伺った電気工事のやりがいをまとめました。
1.達成感がある
現役で活躍している電気工事士の多くは「電気工事の最も大きなやりがいは、達成感だ」といいます。
工事が完了して自ら手がけた箇所に電気が点灯した瞬間は、充足感がある、感動するという声は少なくありません。
また、電気工事では想定していなかった問題に遭遇することがあります。
このようなときに、チームのスタッフたちと試行錯誤しながら協力し、解決したときにの喜びは大きかったというコメントも多くみられました。
2.評価がわかりやすい
電気工事士の仕事は、多くの技術や知識が身につくと、目に見える形で評価されやすいといわれています。
経験を積んで対応可能な工事が増えたことで、より多くの工事現場で活躍できるようになります。
ときには、大規模な電気工事に携わることもあるでしょう。
そうなると、昇進や昇給といった形で評価され、ますますやりがいを感じられるという方は少なくありません。
「こんなに努力しているのに、会社から評価されない」という人は、少ない傾向にあるようです。
しかしブラッシュアップを怠るような人は、対応できる工事範囲がなかなか広がらず、当然評価もされないでしょう。
3.社会貢献度が高い
現代社会において、電気はなくてはならないものですから、電気工事は社会貢献度の高い仕事だといえるでしょう。
「電気工事によって、社会に貢献できた」という喜びは、やりがいに直結しているようです。
また、「電気工事の後にはお客さまから感謝されることが多くうれしく思う」という声も上がりました。
電気工事の仕事は、誰かの役に立っていると実感できることが多いようです。
4.将来性がある
電気工事は、将来性が期待でき、長く続けられることにやりがいを感じている方もいらっしゃいました。
近年はAIの発達によって、今ある仕事の多くは将来AIに奪われてしまうことが予想されています。
どんなに良い仕事であっても将来性がなければ、やりがいを感じられなくなるでしょう。
しかし、電気工事の仕事は、AIにはできない仕事であるため、消えてしまう心配がありません。
また、電気工事の需要が高いにもかかわらず、電気工事士は人材不足に悩まされています。
今後も人手が足りなくなることが予想されているため、電気工事士になれば仕事に困ることはないでしょう。
今後、電気に変わるエネルギーが開発されれば話は別ですが、非常に将来性のある仕事です。
それゆえ、電気工事士として長く働くことが可能で、何十年と電気工事士として活躍している方もいらっしゃいます。
やりがいや将来性に惹かれて、異業種から転職する人も少なくありません。
前述したように、資格を取得すれば年齢や学歴を問わずに電気工事の仕事に携われるため、転職しやすいという点もメリットです。
電気工事士になるために必要な資格
電気工事士になるためには、どのような資格が必要なのでしょうか。
電気工事士の資格には以下の2つがあり、筆記試験と技能試験から構成されています。
・第二種電気工事士
・第一種電気工事士
どちらも国家資格ですが、国家資格のなかでは比較的合格率が高い傾向にあります。
光学系の大学や専門学校を卒業していると有利ですが、そうでなくても十分に準備をすれば一発合格も夢ではありません。
尚、上記2つの資格を両方保有している必要はなく、まずは第二種電気工事士の資格があれば、電気工事の仕事に従事できます。
よりスキルアップを目指すなら、第一種電気工事士も資格を取得すると良いでしょう。
第二種電気工事士
第二種電気工事士を取得すると、一般家庭における電気工事や電話線・無線LANなどの配線工事、住宅及び小規模店舗などの改装に伴う電気工事などに携われます。
次に紹介する第一種電気工事士よりも、できる工事の範囲は狭いものの、小規模の電気工事件数は多いので第二種電気工事士だけでも、充分に活躍できるでしょう。
実際に、第二種電気工事士の資格しか保有していないという方もいらっしゃいます。
平均的な合格率は、筆記試験が約60%、技能試験約70%と高めです。
第一種電気工事士
第二種電気工事士の資格を取得し、電気工事士の仕事にやりがいを感じているなら、第一種電気工事士の資格に挑戦するのがおすすめです。
第一種電気工事士の試験では、第二種電気工事士よりも多くの知識と高い技術が必要となり、難易度も上がります。
しかし、第一種電気工事の有資格者は、大型施設や工場などの大規模な電気工事に携われ、より一層やりがいを感じられるでしょう。
もちろん、一般住宅などの小規模な電気工事への従事も可能です。
尚、受験自体は誰でも可能ですが、免許の発行には3年以上の実務経験が必須です。
よって、第一種電気工事士の免許を発行するには、第二種電気工事士の有資格者であることが必要です。
平均的な合格率は筆記試験約50%、技能試験約60%と難易度が高め。
合格して免許を発行してもらえば、ほとんどの電気工事の仕事に従事できるので、挑戦する意義はあるでしょう。
まとめ
電気工事の仕事は一般的には知名度は高くないかもしれません。
しかし、非常にやりがいがあり、多くの電気工事士の方が「達成感がある」「この仕事を選んでよかった」とコメントしています。
また、資格さえ取得すれば年齢や学歴を問わずに挑戦できるのもメリットです。
やりがいのある仕事をしたいとお考えの方は、電気工事士を目指してみてはいかがでしょうか。
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