ーコンセント増設のメリット4選と電気工事を依頼する際のポイントー
- 2024.03.29
生活をより快適にするためには、電化製品の活躍が欠かせませんよね。
しかしながら、使用する電化製品が増えていく一方でコンセントの数が足りないと、電力の過負荷などのさまざまな問題が起こるリスクがあります。
電気工事を利用してコンセントを増設すれば、上記のような問題も解決されるでしょう。
この記事では、コンセント増設のメリットと電気工事を依頼する際のポイントについて解説していきます。
便利な電化製品が増えてきているなか、コンセントもしっかりと増設して、快適な住まいを実現しましょう。
コンセント増設のメリット4選
多くの方がコンセントの数に不満を感じており、タコ足配線でコンセント数を増やしている方も多いでしょう。
しかし、タコ足配線は火災の危険性を高めるため、避けるべきです。
そのため、電気を安全に利用するために、コンセントの数を増やすことがおすすめです。
この章では、電気工事を通じてコンセントを増設するメリットを解説します。
1.利便性が向上する
電気工事によるコンセントの増設は、電化製品の使い勝手を格段に向上させます。
不便な場所からの強引な配線が不要になり、電化製品をスムーズに動かすことが可能です。
増設したコンセントがあれば、より柔軟にインテリアやレイアウトを考えることができます。
さらに、スマートフォンの充電器やパソコンなど、日常的に使用する複数のデバイスを同時に接続しても心配ありません。
コンセント不足の心配が解消され、在宅勤務の利便性がさらに向上します。
2.安全になる
コンセントの増設は、電気設備の安全性を大幅に高められます。
電化製品の利用が増えれば、それにともなって電力の負荷も高まります。
もしも過大な電力が連続して一つのコンセントにかかった場合、配線へのダメージが進み、火災の危険性を高めてしまうことになりかねません。
ショートのリスクも考慮する必要があり、安全を確保するためにもコンセントの増設は有効です。
3.将来的な住環境の設計
早めにコンセントを増設しておくことで、将来的に増えるであろう電力需要に対応できます。
家族が増える、新しい電化製品を迎え入れる、などといった状況でも、事前にコンセントを増やしておけば問題なく対応可能です。
特に、高齢者のいるご家庭では、日常的に使いやすい場所にコンセントを増設することをおすすめします。
将来を見越した住宅設計の一環として、コンセントの増設を検討しましょう。
4.効率が上がる
特にオフィス空間でのコンセント増設は非常に有効です。
オフィスや商業空間では、さまざまなOA機器を活用するため、コンセントの増設はデスクや作業エリアでの電子機器の使用を、よりスムーズにし、効率を高めることができます。
さらに、コンセントの数が多くなることで、配線がスッキリと整理され、オフィス内での作業スペースが広くなるでしょう。
ケーブルの長さに左右されず、快適な作業スペースを作り出すことが可能になります。
コンセント増設時の工事ポイント3つ
コンセントを増設するために電気工事を依頼する際には、以下の3点に注意して進めることが大切です。
1.最初に電気工事の専門業者へ相談する
コンセント増設には、電気工事士という国家資格が必要です。
DIYで工事すると感電などのリスクがあるので、増設を検討している場合は、専門の電気工事士に相談しましょう。
電気工事には専門的な知識と技術が必須であるため、信頼性の高い電気工事業者に依頼することをおすすめします。
見積もりを取って費用などを確認し、丁寧な説明をしてくれる業者が信頼できるといえます。
また、費用が相場よりも安すぎたり高すぎたりする場合は、危険です。
2.電力供給量を見直す
コンセントを増設する計画を立てる前に、まず現在の電力供給量を見直すことが重要です。
もともとの電力供給量は電力会社との契約で定められており、単純にコンセントを増設しても供給量が自動的に増加するわけではありません。
特にエアコンなど、200Vの大きな電力を消費する機器を設置する際には、消費電力が供給電力を超えることがあります。
200Vの電圧に変更することもできるため、コンセントを増やす際には、専門の業者に確認しましょう。
3.配線パスの計画
コンセントを新しく設置する際は、配線の経路について細心の注意を払って計画する必要があります。
壁の内部構造や配線を引く方法によっては、大掛かりな工事が求められる場合があり、慎重な対応が必要です。
特に、マンションでのコンセント増設には、許可されない場所が存在することもあるため、工事に先立って管理組合等への確認と相談が欠かせません。
コンセント増設にあたって自分で確認しておくべきこと
コンセントを増設する前に、以下の2点をご自身で確認しておくとよいでしょう。
設置場所を決めておく
適切なコンセントの設置場所を決める際には、その便利さや安全性を念頭に置いて決めてください。
電気工事士や施工業者が一方的に設置場所を決めることはなく、設置したい場所は利用者自身で行う必要があります。
希望の場所に増設できないケースもありますが、事前に決めておくと打ち合わせがスムーズに進みます。
メンテナンスの必要性
コンセントを増設したあとは、定期的に検査やメンテナンスを実施しましょう。
接触不良や異常な熱を感じた際は、速やかに専門の電気工事業者に相談することが重要です。
電気工事を依頼する際にはメンテナンスも考慮に入れよう
コンセント増設の際、ほかの箇所のメンテナンス作業と同時に依頼すると良いでしょう。
たとえば、ブレーカーの寿命が約15年とされていますが、安全に使用を続けるには約10年おきに点検が必要です。
古い配線の住宅では、大規模なメンテナンスを行うことで、安全性を向上させられます。
電気工事を依頼する際の業者の選び方
コンセント増設のための電気工事を行う際は、複数の見積もりを取り、比較しましょう。
多くの電気工事業者がいるため、費用や施工内容、品質、対応などを見て判断してみてください。
また、必ずしも、「高ければ良い」「安ければ品質が悪い」ということはありませんので、注意が必要です。
施工プランを丁寧にわかりやすく説明してくれる業者で、ご自身が納得のいく業者を選びましょう。
まとめ
この記事では、快適な生活環境を維持するために欠かせないコンセントの増設について、解説してきました。
電化製品が増加するなかで、コンセントが不足している場合は、火災などのリスクを避けるためにも、電気工事を検討してください。
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