• 2024.02.09

自宅のコンセントやスイッチの増設や防犯カメラの設置といった電気工事はどこに頼むか、お悩みの方はいらっしゃいませんか。

電気工事は需要が高い割には、情報が少ない傾向にあります。

そこで、この記事では電気工事をどこに頼むと良いか解説します。

 

 

電気工事とは

電気工事とは、電気機器の設置や電線の配線など、電気に関するさまざまな作業のことを指します。

また、電気が発電所で作られてから各所へ供給するまでの間に経由する設備を備え付ける工事も含みます。

 

このように、電気工事の内容は非常に幅広く、作業も多岐にわたります。

 

 

一般家庭における電気工事の種類

次からは一般家庭においては、どのような作業が電気工事に該当するのか見てみましょう。

 

主に以下のような作業が、電気工事です。

 

・コンセントの増設・交換

・スイッチの増設・交換

・分電盤の点検・交換

・照明の増設・取付・交換

・テレビアンテナ設置・修理（4K・8K対応アンテナ取り付け含む）

・防犯カメラ取付・交換

・レンジフードの修理

・エアコン設置・修理

 

これらの作業には、電気に関する専門的な知識や技術を必要とします。

内容によっては、感電や火災といった事故が発生する恐れがある危険を伴う作業のため、電気工事士の資格なしに行うことは法律で禁止されています。

 

近年は、YouTubeなどの動画でさまざまな工事方法などを紹介しており、業者に依頼せずとも個人で解決するという人が増えてきています。

しかし、知識や技術のない人が電気工事を行うことは危険であるうえ、法律違反となり罰せられてしまいますので、必ず専門の業者に依頼しましょう。

 

尚、 エアコンの設置や修理は電気工事に含まれますが、エアコンクリーニングは、基本的に電源を切って行うため電気工事と見なされません。

とはいえ、エアコンの知識を持たない人がエアコンクリーニングを行ってしまうことは、故障の原因になります。

必ず、エアコンクリーニング業者に依頼しましょう。

 

 

電気工事はどこに頼むのが良い？

では、一般家庭の電気工事はどこに頼むのが良いのでしょうか。

電気工事を依頼する業者は主に次の2箇所です。

 

1.電気工事店

2.家電量販店・ホームセンター

 

電気工事店以外にも家電量販店やホームセンターでも頼めますが、条件があることがほとんどです。

次から、それぞれの特徴を詳しく解説します。

 

 

1.電気工事店ならどほとんどの工事を頼める

電気工事を専門とする業者の多くは、対応可能な工事の幅が広いことが特徴です。

一般家庭で必要とする電気工事のほとんどに対応してもらえるでしょう。

業者によっては、エアコンクリーニングのほか、内装やリフォーム工事まで手がけています。

 

また、工事料金を明確に提示している業者が多く、

 

「エアコン設置◯円〜」

「テレビアンテナ設置◯円〜」

 

…などのように、工事費用の目安が把握できます。

費用面で不安があるという方でも安心して依頼できるのではないでしょうか。

 

 

2.家電量販店やホームセンターは購入した製品と電気工事がセット

エアコンやレンジフード、ホームセキュリティ設備などの電気製品を家電量販店・ホームセンターで購入すると、店舗と提携している電気工事店が工事を実施してくれます。

 

自分で手配する手間が省けるうえ、相場よりも安い価格で電気工事をしてもらえるといったメリットがあります。

取り付けの電気工事を無料とするキャンペーンを行っているケースも度々見られます。

 

しかし、その店舗で購入した製品のみ電気工事の対象であることが一般的です。

 

 

電気工事を頼む業者選びのポイント5つ

電気工事を頼むときには、できるだけ優良な業者に依頼したいと考えるのではないでしょうか。

どこに頼むか決めるときには、次のポイントを踏まえて検討するのがおすすめです。

 

 

1.相見積もりをとる

相見積もりとは、複数の業者に対して同内容の見積もりを依頼することです。

電気工事費用は相場が決まっているとはいえ、業者によってバラつきがあるので、複数の業者の工事価格を確認しましょう。

 

可能であれば、3社以上の業者から見積もりをとり、比較するのがおすすめです。

 

 

2.サービス面を確認する

価格が安いという理由だけで業者を決めるのも考えものです。

なかには、工期が長い、出張費は別途必要などサービスが充実していないなどのケースもあり得ます。

 

また、電気機器は思いのほか繊細です。

工事のあとに何らかの理由で不具合が生じてしまうことは少なくありません。

よって、アフターサービスが保証されている業者を選ぶことも大切です。

 

このように、金額以外もしっかりチェックしましょう。

 

 

 3.実績・事例を確認する

過去に行った電気工事の実績や事例をWebサイト上などで紹介している業者なら、安心して依頼できるでしょう。

 

また、業者によっては得意とする電気工事があることも。

実績や事例でどのような電気工事を実施してきたかを見ると、同じような内容の電気工事ばかり行っているケースがあります。

それがその業者の得意分野である可能性があり、その分野に特化した知識や経験、技術を保有しているでしょう。

 

 

4.口コミを確認する

近年は、実際に利用した人からの口コミを確認して、その業者を利用するかどうかを決めるという人が増えてきています。

 

利用者からのリアルな感想は、業者選びの際の判断材料になるでしょう。

ただし、業者にとって都合の良い口コミだけを公表し、それ以外は削除している可能性もありますから、参考程度にとどめておくと良いでしょう。

 

5.業者の拠点を確認する

電気工事を頼む業者の対応エリアを確認することも重要です。

対応エリア外であっても、出張してくれる業者もありますから、まずは問い合わせてみましょう。

 

しかし、「安い電気工事業者に依頼したのに、出張費用がかさんで総費用が高くなってしまった」といった事態にならないよう、工事費用だけでなく出張費も確認することも大切です。

 

 

まとめ

電気は私たちの生活になくてはならないうえ、誰でもできる工事ではないので、電気工事をどこに頼むかは重要です。

電気工事は、漏電や火事、感電といった事故が発生するリスクがあり、信頼できる業者に頼むことが大切です。

良い電気工事の業者を探すときには、この記事を参考にしてみてください。